ア、将来にわたって製品・サービスにニーズがある。
イ、新興国労働者への置換えが難しい。
ウ、コンピューターへの置換えが難しい。
エ、経験によるスキルの成熟がある。
その上で、作者は日本の金融マンについて次の結論を下した。
ア、〇
イ、△
ウ、×
エ、これで勝負するしかない。
さて、ア〜ウは散々言い尽くされたことだと思う。
例えば、[2]において、今の仕事をこのまま続けていいかどうか次の問いがある。
①他の国なら、これをもっと安くやれるだろうか。
②コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか。
③自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか。
①はイ、②はウ、③はアにそれぞれ対応している。
では、肝心のエとは一体何なのか?
もう少し具体的に書いて欲しかった。
cf.
[1]近代セールス NO.1142 2011年11月15日号
[2]ハイコンセプト ダニエル・ピンク p.102